TOP > 智満寺の十本杉
静寂さと清浄な空気に包まれた当山山頂には阿修羅坊さまが住み、本尊千手観音さまの帰依者を守護すると云われています。明治37年まで不用な登山・女人禁制とされていました。国の天然記念物「十本杉」が点在し、いずれも樹齢1000〜800年のほどで信仰の対象となっています。山頂付近は「十本杉」を含めてすべてが阿修羅坊さまの霊域でその中心となるお堂が奥之院です。必ず奥之院を参拝してください。
静かな祈りの場所ですから参拝に不釣り合いな登山風の重装備の方、トレイルラン、ハイキングなどは本堂より上は通行禁止。
礼・拝の気持ちの無い方、不謹慎な方の登山はご遠慮ください。
千葉山には樹齢800年〜1000年の杉の巨木が残され、それぞれの木に名前が付けられています。
一地域に十本もの巨木が守られているところは稀です。
頼朝杉(よりとも杉)
源頼朝のお手植といわれる
(倒木で今はなし)
子持杉
子持観音を祀る
(倒木で今はなし)
大杉
山裾のような根元部分が特徴的
達磨杉(だるま杉)
根幹太くダルマに似ている
開山杉
廣智菩薩のお手植
(倒木で今はなし)
盛相杉(もっそう杉)
盛相のお手植といわれている
一本杉
千葉山中で最も高い
経師杉(つねもろ杉)
千葉太郎経師のお手植という
常胤杉(つねたね杉)
千葉介常胤のお手植という
雷杉(かみなり杉)
樹相が雷神の怒りに似ている