本堂
〈文化財〉国指定重要文化財<昭和41(1966)年6月11日指定>
間口 1,690㎝×奥行1,690㎝
〈制作時代〉天正17(1589)年
木造入母屋造
太い杉材を用いて桃山時代の影響を受けています。茅の葺き替えは湿気や周辺の植物の種子の飛来のために約15年で必要になります。
仁王門
〈文化財〉県指定文化財<昭和31(1956)年1月17日指定>
間口840㎝×奥行555㎝
〈制作時代〉江戸時代初期
薬師堂
〈文化財〉県指定文化財<昭和31(1956)年1月17日指定>
正面 550㎝×奥行 550㎝
〈制作時代〉天正16(1588)年
本堂前から西へ少し登ったところにあり、和様寄棟造りの茅葺のお堂です。天正年間、藤枝の医師河村次郎右衛門は薬師堂近くから湧き出す薬水を治療に用いて医業を成功させました。以来、薬師如来を篤く信仰し薬師堂を建立しました。